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新入社員研修


金沢工業団地(横浜市金沢区)内にある化学薬品の会社からの依頼により 今年春の新入社員の研修の一環として 茶の湯を通して日本文化を教えて欲しいとの事。

午前中約2時間半という制約の中で何が伝えられるか?

思案の結果 茶の湯の基を体験してもらう事とした。

午前9時 聴辰庵立礼席に参集(全7名)いただき 少々の講義の後 粗飯(飯・碗)と主菓子を出して食べていただきました。その後 トイレ休憩を挟み10時半より北辰軒に移動して お席入。と言っても 初体験の方々だった事と時間の都合もあり 全員に床前に座っていただき 床の説明。

今日は 新入社員の研修という事なので 不徹斎筆「時々勤払拭」を懸けております。

集まった方々は研究者ばかりな為 いつも新しい事(物)を目指して 己を磨いて欲しいとの希望を込めました。更には茶杓に 愈好斎作 銘「宝剣」を使用。床の字句「払拭」を己の中にある「剣」は磨かなければ切れない・光らない物だと話しをさせていただきました。

 新入社員の研修という形式は初めての事でしたが 大変良い機会を頂戴したと感謝です。


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